杉原荘介・岡正雄・井上光貞
資料データベース 明治大学 MEIJI UNIVERSITY

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杉原 荘介 資料（考古学）

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岡 正雄 資料（民族学・文化人類学）

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井上 光貞 資料（令集解）について

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本データベースは，文部科学省平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択された＜日本古代学研究の世界的拠点形成＞による事業の一環として作成したものである。明治大学では、弥生時代研究を牽引した杉原荘介、日本民族学の創始者といわれる岡正雄、日本律令学を主導した井上光貞の、調査・研究記録、図書、資料、メモ類など、日本古代学研究の資料群を所蔵している。これらは一部戦前を含むが、主に戦後初期の資料群であるが、日本古代学研究の基盤を構成する重要資料であるにもかかわらず、未整理であるために、これまであまり活用されてこなかった。これらの資料群を文化資源としてデータベース化することにより、誰もが利用できる条件を整え、ひいては日本古代学の再編成、究極的には脱構築の切り口としたい。

なお、これらの資料は多岐にわたるが、個人情報を含むものや、公刊された図書類は著作権上の制約があるなど、デジタル公開に不適合なものを多く含んでおり、資料項目は掲載したが、その内容は公開対象外とした。

データベース利用規程×

（2017年３月16日現在）

１．利用規程（本資料を利用するにあたっての注意）

（1）利用は学術研究目的に限る。

（2）データ・検索結果は、無断で配布・複製・改変してはならない。

（3）本資料を利用して論文等を執筆する場合は、その旨を明記しなければならない。

（4）営利目的の利用を禁じる。

２．利用の制限・停止

（1）資料管理の必要から、利用規程の変更や制限を設ける場合がある。

（2）公開業務に支障がある場合、利用の制限を設ける場合がある。

（3）保管管理者は、閲覧者の違法な利用については、利用を停止することがある。

井上光貞資料（令集解）について

（2017年6月22日現在）

１．井上光貞資料（令集解）

「井上光貞資料（令集解）」は、井上光貞氏が計画していた『令集解の研究』の出版を準備するため、山川出版社に保管されていた資料群である。資料はバインダーなどのファイルに、原稿用紙・ノート・用箋などに書かれていたものが整理されていた。これら資料群を、「令集解の研究」と「その他資料」のかたちで、律令研究の資料として公開する。これら井上資料群の理解を深めるため、別に関連リンクとして「鷹司本令集解」と職員令二官八省に関する「官制文献目録」を設ける。

２．資料の種別

「井上光貞資料（令集解）」には、（1）『令集解の研究』用の原稿用紙に書かれた原稿、（2）原稿以外の『令集解の研究』を準備するためのノート・用箋・メモ類などの資料群が存在する。本データベースでは、便宜的に（1）「令集解の研究」、（2）「その他資料」の二種に区分して、公開する。各種の資料は、次の通りである。

「令集解の研究」

原稿用紙（山川出版社銘）を使用して、『令集解の研究』の内容を書いたもの。

「その他資料」

原稿用紙以外のノート・用箋等に記した論考・メモの類。

３．資料の構成

『令集解の研究』は、「令文」（養老令・唐令拾遺・大宝令）「参考史料」「語釈」の順で配置されている。本データベースも、この構成に従って検索項目を作成した。各検索項目は、次の通りである。

（1）「令集解の研究」　上記資料種別の「原稿」に該当するもの。

令 官位令や職員令等の令の区分。
首題・篇名・条 首題（「令集解巻第一」等の巻頭に付されたもの）、篇名（「官位令第一」等の令の先頭に付されたもの）、条（「職員令神祇官条」等）の区分。
タイトル ファイルの表紙あるいは背表紙に書かれた名称。
目次・備忘 ファイル内原稿の前にある目次や注意書きの類。
注解 篇名・条の関係史料や内容注釈。
養老令 篇名・条の本文・構成、またその注釈等。
唐令 『唐令拾遺』関係条文と注釈等。
大宝令 大宝令の復原と注釈等。
参考史料 篇名・条の関係史料（六国史・文書・金石文・出土文字資料・律令格式等）。
語釈 篇名・条の注釈。
（2）「その他資料」　上記資料種別の「ノート・メモ」に該当するもの。

４．利用方法

（1）本データベースは、各検索項目でキーワード検索形式を採用する。
（2）検索結果は、各項目の開始頁を出し、前後に頁捲りをすることが可能である。

５．管理・保管の所在

（1）本資料は、資料保管者（吉村武彦）が、ご遺族の同意を得て公開する。
（2）資料は、保管者および明治大学古代学研究所の責任のもとで管理・保管する。